【書評】DAZNでも人気の解説者、戸田和幸著書「解説者の流儀」

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ブック

 

久しぶりに本を読みました。もともとこのブログは趣味の読書の記録というかアウトプット用に始めたものなのですが、HuluやDAZNで映画やドラマ、サッカーなどを見る時間が増えて本を読む時間を取ることがありませんでした。

 

特に最近はコンサドーレの試合にコパアメリカの試合にとほぼ毎日なにかしらの試合を1試合は観ています。そんなサッカー漬けの中で日々で気になる本を見つけて手にとりました。

 

戸田和幸著書「解説者の流儀」

 

コンサドーレの試合とリヴァプールの試合、そして日本代表戦、他にも気になるビッグチーム同士のカードなど年間100試合ほど見るいちサッカーファンとして、この本を読み終えて思ったことについてまとめました。

 

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著者の戸田和幸さんについて

 

まずはじめに著者の戸田さんのキャリアを簡単にご紹介します。

 

わたしが大変お世話になってるDAZNでも人気のサッカー解説者で、若い人はあまりわからないかもしれないですが2002年日韓ワールドカップの時に赤いモヒカン姿でひと際目立っていた元日本代表選手です。本戦4試合にフル出場し激しい守備でチームに貢献してベスト16という成績を残しています。

 

激しく球際で奪取するボランチというポジションで国内外のクラブチームで活躍していました。

 

2013年にシンガポールのリーグで18年間の現役生活を終えるのですが、その数か月後にスカパーの担当者からの一声で解説者デビューすることになります。

 

現在は各局から引っ張りだこの解説者としての顔を持ちつつ、慶應義塾大学ソッカー部のコーチとして指導者の道も歩み始めてらっしゃいます。

赤モヒカンの印象がとても強かったので、久しぶりに彼の姿を見たときはあまりのギャップに同一人物だとは認識できませんでした・・・。

 

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解説者は文字通り「解いて説く」プロフェッショナルな仕事

 

自分の好きなチームを応援だけするという見方ももちろんいいですけど、前後半90分あるサッカーを見るのであれば、より深く知った上で楽しみたいですよね。そのなにかしらのヒントを得れるかもしれないとこの本を手にとったのですが、なぜ自分がここまでサッカーというスポーツを愛して止まないのかがわかったような気がします。

 

メッシやCR7やアザールやネイマールなど個人のスーパープレイでワクワクさせてくれる選手を追って観ることもめちゃくちゃ楽しいですが、それだけではなく「個」だけでは説明できない面白さがサッカー、チームスポーツの醍醐味なんですよね。

 

例えばゴールシーン。ゴールが決まったシュートをした選手だけに着目するのではなく、中盤からボールを奪取した際のプレスの連動やラストボールを受ける際のオフザボールの動き、なぜ相手DFはそのようなミスをしてしまったのかなど、そのような点が入るまでの事象がなぜ起こったのか、きっかけはいつなのか、どこが分岐点であり試合中にそれを改善できるポイントはあるのか、
対戦チームにとってはなぜそれが防げなかったのか、といった深い部分の考察をわかりやすく視聴者に伝わる言葉を選んで解説してくれます。

 

戸田さんの解説は、同じゴールシーンでもより多面的に伝えてくれるので本当に観ててわかりやすいです。この本を読むまでは、これまでの現役生活によっての蓄積でここまでの解説ができるのかと思っていましたが、彼の解説者としてここまでの地位に登り詰めるまでの努力が垣間見れます。

 

解説する試合が決まったらそれぞれのチームの直近2試合を観るらしく、これは両チームなので合計4試合になります。しかもその試合は流しながら90分間観るだけではありません。ときにはスローや巻き戻しを使い「なぜこのような事象が起こったのか?」を理解できるまで徹底分析します。多い月で90試合観ることもあるそうです。

 

そして媒体によって解説する言葉をしっかりと選びます。

たとえばDAZNやスカパーなどのお金を払ってまでサッカーを観たい人向けのチャンネルだと、トレンドの「デュエル」「ゴラッソ」などの言葉は極力使わないようにする。反対に地上波での日本代表戦などの普段そこまでサッカーを観る機会がない人向けのチャンネルだと「ボックス」「ダイアナゴナルラン」などの専門用語をあまり使わないようにする。など言葉ひとつを選ぶ際にも解説者としてのプロフェッショナルを感じることができます。

 

著者では他にも彼の仕事との向き合い方が書いてあり、サッカー関係者ではなくビジネスマンであればなにかしら響くものが必ずあります。戸田さんはサッカー解説者という仕事でなく、どんな職種であってもその道のプロフェッショナルになってると思います。

 

 

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まとめ|とにかくサッカー好きの人は必読!

 

2013年の11月彼がピッチを去る決意をした時は、将来的には監督業に就きたいと考えていましたがそのオファーが届くことはなかったそうです。なので、家族を養うためにと始めることにした「解説者」としての道。

 

最初はその限られた椅子を確保するために、いかに自分をブランディングしてメディアに解説者として使ってもらうかという事を考えていましたが、次第に解説者としての責務を感じるようになっていきます。

 

サッカー人として、サッカーというスポーツがさまざまな要素によって構成される、複雑ではあるがこのうえなく美しいスポーツを、この国においてさらにメジャーなものにしていいきたいと願うからだ。

 

いまは解説業の傍ら、慶応義塾大学のコーチとしての指導者としての道にも進んでらっしゃいます。さすがにDAZNでもこのレベルの試合の放送はないので、指導者としての彼の姿を今は見る機会がないですが、何年後かに自分が普段テレビで見るようなチームを率いてる戸田監督を見るのが今から楽しみです。

 

わたしは読了後、周りのサッカー好きの友達全員に勧めました。サッカーが好きな人だけではなくスポーツ好きに人には本気でおすすめの本です。

 

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